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第23回 「中晩柑橘類」について

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春のやさいの「山菜」が八百屋さんに並び始めています。今回はフルーツです。
「中晩柑橘類」、この呼び名はあまり聞き慣れない方が多いのではないでしょうか?
中晩柑橘類とは12月以降収穫された柑橘類の事で、大変多くの品種があります。(9月頃より収穫される温州みかんとは区別されています) 柑橘類の原産地はインドから東南アジアといわれています。
各種いろんな地域から日本に伝えられ、それぞれの地方で交雑種ができたり、偶然発生的にできた品種が多くあります。

四季を通じて食べることのできる柑橘類は高い栄養価があるものばかりです。
ビタミンC、カロテン、クエン酸など疲労回復、風邪予防、美肌効果などが期待できます。
また、ほとんど捨ててしまっている皮の白い部分にはビタミンPが含まれており動脈硬化予防に効果が、苦味の成分のリモネンという成分はガン予防に有効とか・・・・。
女性が好む果物ですが、体調を整える上で大変嬉しいフルーツです。

【「中晩柑橘」の種類】
ネーブルオレンジ 広島・静岡・ 愛媛・熊本等 アメリカ 1月〜3月 スイートオレンジの仲間。へそ(ネーブル)があるからこのように呼ばれており、果肉は柔らかく多汁、種子はほとんどない。
たんかん 鹿児島・高知 3月〜5月 ポンカン×スイートオレンジの自然交雑種。果皮は橙黄色でむきやすい。甘味が多く風味がよい。
マーコット 長崎・愛媛 佐賀/ 3月〜5月 20世紀初頭フロリダで栽培され日本には1965年以降入り、果皮は柔らかくややむきにくい。種子は小さめで酸味もあり風味は濃厚。
清美タンゴール 愛媛/ 3月〜4月 ミカン×トロピカルオレンジの交配品種、果皮はなめらかでややむきにくい。果肉は柔らかく多汁。風味がよい。
せとか 広島・愛媛 沖縄/ 2月上旬〜 下旬 果実は扁球形で果皮は橙色、皮は薄くむきやすく香りが良い。袋も食べられ味も濃い。
デコポン(不知火) 熊本・広島 愛媛・鹿児島/ 2月〜4月 清美×ポンカンの交雑種。果実の頭に盛り上がりがあるのが特徴。ポンカンの香りを持ち皮はむきやすい。果肉は橙色で柔らかく多汁。袋ごと食べられる。
晩白柚(ばんぺいゆ) 熊本/ 2月〜4月 晩生なのでオクテシロザボンとも呼ばれ皮はやや厚くむきにくい。甘味が多く、皮は砂糖漬けなどにする。
ブンタン(文旦) 高知・熊本 鹿児島・長崎/ 2月〜5月 サボンとも呼ばれる。皮が厚いので可食部の割合が少ない。果肉は淡黄色。土佐文旦・水晶文旦(高知)が有名。
甘夏 熊本・愛媛 大分・和歌山/ 3月中旬〜    5月 夏みかんの枝変わりから生まれた酸の少ない早生系統。果皮は厚くてむきにくい。
ハッサク(八朔) 和歌山・広島 徳島・愛媛/ 2月〜4月 文旦の血を引く雑種。江戸時代に広島県因島で偶然実生として発見された。果肉はかたく果汁も少ないが風味は良い。少し苦味もある。

他に「はるか」「日向夏」などいろいろあり、マーマレードなどにすると美味しいです。

「柑橘類」の選び方
種類によっても違いますが、一般には持った時に重いもの、皮がしっかり張っているものを選ぶとよいでしょう。

料理教室「ミルポア」では2010年4月は「春の野菜」を使って料理を紹介します。
5月は「ズッキーニ、インゲン」です。